恐ろしい森の地下をザリガニが征く!(1/1)

【恐ろしい森の地下1】

恐ろしい森の地下をガリガリと攻略します


今回の記事では上手く表現できていませんが、次の2点が重要なポイントです。
  • 確実にアタッカーに先制できる先制キュア役あるいは即時キュアをもつエルフをパーティに編成する。

  • タイプの異なる敵に効率よくダメージを与えられる攻撃手段を用意すること。攻撃の手数を増やすことでスフィンクスの精神攻撃を封じることもできるし、火力が高まれば高まるほど多くの敵を早く殲滅できる。さらに戦闘ターンが短縮されて時間切れで逃げ帰るリスクもなくなる。

※はじめに

🦞攻略記事というよりもザリガニが再編成を行うにあたっての試行錯誤の軌跡や心の機微を書き記した日記です

森の地下を周回するゲオルグ黒の王パーティのトレハン効率を向上させるべく、パーティの再編成を行いました。戦闘が長期化する森の地下ですが、すこしでもターンを短縮できるように創意工夫を凝らしましたので記録にまとめます。


それでは、ザリガニが恐ろしい森の地下を参ります。

❶調査 編

恐ろしい森の地下の敵情視察

▼ボス戦のパーティメンバー

[人型]防衛システム (秘法剣士M) x3

[魔物]核武装ゴーレム (戦士(狩)) x10

[神魔]マルコキアス (戦士(君))

[人型]デュラハン (君主M)

[魔物]スフィンクス (賢者M)

[人型]サキュバス (僧侶M)

[不死]ロア (魔法使いM)


▼敵パーティの概評

古代の機械兵が3体現れた。


古代兵器で武装したゴーレムが10体現れた。


首の無い鎧の騎士が現れた。


艶かしい女悪魔が現れた。


人の顔をした獅子が現れた。


闇に揺らめく骸骨が現れた。


そして、翼を持つ巨大な獣が現れた。



イベントのログがドラクエっぽい。

防御力の高い防衛システムに数に物を言わせた核武装ゴーレムが取り巻きとして出現する。魔法に弱いようなので、早い段階で強力な魔法で一網打尽にしたい。殲滅が遅れると防衛システムの破壊魔法でぐんぐんと劣化が進むため戦局が不利になる。


ボス級モンスターは本当に曲者ぞろいで笑っちゃう。

なんとなくのイメージで言うと、

●マルコキアス (BOSS)

曲がったことが大嫌い、球速は速いがストレートしか投げない直情タイプ。ステータスの高さで長く生き残るがたいして記録にも記憶にも残らない。潔癖症で正々堂々としている分、素直で与し易いとも言える。

●デュラハン

当然のようにプロジェクトメンバーを残業させる無能なプロマネ。害悪。かえって効率は悪くなりスケジュールは遅滞する。そのくせ本人はクリガで鋼のメンタル、外部からの部下への助け舟は大盾ですべて弾き返すドメスティックバイオレンス。もう一度言う、害悪。

●スフィンクス

魔法結界Lv2、応援、祈り、罵倒、熱風、精神攻撃といやがらせに心血を注ぐお局様。自分の出世はもう望めないことに気づき、進退は二の次で自分の棲みやすいテリトリーづくりに精を出す害悪。なぜか他人の年末調整や健康診断に口を出してくる。たまに一息ついて休息をくれるから憎み切れない。

●サキュバス

誘惑の瞳による混乱、パーティヒール3回の大量救出とな?艶やかでえっちなお姉さんでしょうねえ…イメージはサキュバスそのもの。賢者モードで相対すれば問題ない。

●ロア

もはや時間湧き。魔法攻撃かブレスで毎度まいど焼くしかない。追い払ってもまとわりついてくる酔っ払いのセクハラおじさん。真っ向から相手をするとストレスが溜まるので、片手間で処理して空気のごとく扱うのが良い。


いずれも超怪物級のモンスターではないので、混乱対策を怠らず早い段階で数を減らしさえすれば全滅リスクはないと思われます。それが出来なかった場合、つまり取り巻きを殲滅できないでもたもたまごついてしまうと、劣化が積みあがっていずれはやられてしまうかも!時間切れで逃げ帰るリスクもありますよ!負けなくても勝てませんよ!という印象です。

魔法に弱いメンバーがいると絨毯爆撃のようなニュークリアがじりじりじりじりとHPを削るので死者が出てしまうのではないかと思います。


❷準備編

P7 ゲオマタパーティ再編成

森の地下メタ編成として構築していたゲオマタパーティをブラッシュアップします。

▼再編成プラン

BEFORE

AFTER

巨君戦賢

屍君賢天New!!

ピ剣修エ

ネコマタ忍M

ネコマタ忍M

ピ剣戦エNew!!

ゲオルグ

ゲオルグ

屍僧賢賢

ボ盗M使

ボ盗M使

ノ僧修賢New!!

▼概要

巨人をノームにすることでパーティの運勢をアップ、僧侶を最遅であるノームにすることで救出を安定させることを目的に再編成を行います。さらに、戦闘ターンを短縮するためにピグミーチャム剣士を物理のメイン火力として登用、屍君賢をブレスのメイン火力として役割を明確にしました。また、今回の目玉は先制キュア・先制バフ役であるボ盗Mにブレスを1種だけ習得させてサブのブレス火力としたところです。


ターンの進行シナリオは次の通りです。

1ターン目、ボ盗Mが70%の確率でブレスを吐き、シールドバリアを唱えます。ブレスを吐かずに済んだ場合はシールドバリアとマジックバリアが展開され、つづくネコマタのアタックアップでバフが揃います。ボ盗が嘔吐した場合には屍君賢かノ僧戦がマジックバリアを唱えるので1ターン目の中盤にはバフが整う算段です。ゲオルグがニュークリア、物理とブースト攻撃で敵勢力を削り取り、ピ剣戦が後を追い掛けます。剣士の魔法支援や打ち合いで不定期な攻撃機会が期待できます。パーティメンバーに損傷があれば屍君賢やノ僧修が回復魔法を唱えますが、回復魔法が不要とあれば屍君賢は70%でブレスを吐き、ノ僧戦は防御し魔法結界を展開します。

2ターン目以降は、ターンが長引いても魔力回復によって毎ターンニュークリアを繰り出せるゲオルグに、魔法支援と打ち合いで追撃・反撃するピ剣戦、防御行動でブレスを再装填しながら嘔吐を繰り返すボ盗M・屍君賢といった図式で延々と可能な限りデュラハンを攻撃し続けます。


▼改修ポイント

ボ盗Mをブレスのサブ火力として試用

  • これまでは戦闘が長期化するにもかかわらず、2ターン目以降のボ盗Mが防御行動を繰り返すポンコツと化していました。混乱事故を防ぐために敏捷値最高のサイボーグには火力を持たせることを是としませんでしたが、味方に死者を出さない程度のブレス火力を宛がうことでブレスと防御によるブレス回復のサブ火力としての働きを実現することができました。

メモ:君主不採用という可能性【※結果的には却下】

  • ネコマタの天真爛漫で[1.15]称号付与のトレハンスキルをとれるので君主を編成する必要がない点を活かしたいと考えて試行錯誤した。君主なしで編成する場合は、物理火力の優先順位を下げてブレスと魔法に偏重させることで安定して踏破することができた。ブレス火力として屍盗賢エ・屍盗戦エを採用したり、魔法火力としてピ魔修天を採用すると特に手ごたえがあった・・・のだが、いかんせんブレスも魔法も攻撃頻度が不安定なので、戦闘ターンを確実に短縮するには不向き、、今回再編成の目標とした主旨にはそぐわなかった。最終的には毎ターン確実に安定したダメージを見込める物理アタッカーを擁立するのが妥当との結論に至った。となれば、君主を採用しない道理はなく——という顛末である。

🦞屍盗賢エあるいは屍盗戦エは1PTに盗賊が2人採用されるもの珍しさからだいぶ心が揺らいだ。しかし、ブレスの真価を発揮するには30%の不発を乗り越え、HP99%以上を維持して50%の確率で強烈なブレスを引き当てる必要がある。防御行動を連発してブレスを装填しまくる様をみていると、「チキン野郎が・・・」と闇に飲み込まれそうになるので没とした。

🦞ピ魔修天の魔法はニュークリアとファイヤーボールを採用した。サイキックではないので必殺魔法の心配はなく、ダメージディーラーとして優秀かと思われたが正直期待外れのダメージだった。魔力吸収で殴って核あるいは炎魔法を唱えるので短期決戦ならば気にならないが、持久戦においては足手まといに見受けられた。ロアはゲオルグの核魔法で十分処理できるので中途半端な魔法火力は不要と判断して没とした。


黒の王パーティをつくろう

黒の王パーティを編成するにあたってのチェックポイントと気づきを記録します。


▼即時蘇生を付与するスキル「黒の王」

[魔剣士Lv150]黒の王

自分を除くパーティー全員に、スキル【[不死Lv50]即時蘇生】が付きます。戦闘中に体力x1.0(%)の確率で蘇生するようになります。蘇生時のHPは各自の魔法回復量の数値だけ回復します。


  • 虚弱貧弱なキャラクターでも編成できる


これは大きなメリットではありますが、安定した周回を実現させるとあってはアンチシナジーといったところ、、保険としては間違いなく有用ですがこれを頼りに態々ステータスを下げるようなことはいたしません。


「べっとりと付いた」と「終わらない」の超レアを持たせることで不意に死者を出しても復活するネクロマンサーごっこが楽しめます。ただし、恐ろしい森の地下を周回するにあたって飛び抜けて脅威となる敵の攻撃はありません。致死ダメージの大砲ドカン!ではなくしぶとい敵がチクチクチクチクしつこく攻撃してくるイメージですので大きな効果は見込めないのではないかなと感じます。致死ダメージの代名詞であるエルダー侍を考えると、結局のところは必須超レアになるので頑張って付けましょう。

🦞致死率0%ならば無駄に超レアの枠を消費するだけなので森の地下を見るだけならば優先順位はさほど高くありません。

▼エルフによる即時キュアが最善手

ゲオルグは先制攻撃と高速行動をつけた最速設定が理想です。本当の完全安定を目指すのであればエルフを編成して即時キュアを確保するのが一番です。


残念ながらザリガニギルドにおいては、ゲオルグに喰わせるエルフはねえのです。

そのあたりの詳細は下記のセクレタリに面白可笑しくまとめたので割愛します。

■黒の王に『ハッピー』ラビットは似合いませんよ(ゲオルグPT兎なしのすゝめ) https://guild2.secretary.tokyo/articles/3bae1810cb0f548 


▼行動順シナリオを実現する行動速度の調整

エルフなしの手前、サイボーグかピグミーチャムに先制キュアを担当してもらうことにします。スフィンクスは罵倒で動きを止めることがありますから、先制キュア役は二回行動できる盗賊マスターが適役でしょう。


おなじみの電卓をお借りしましょう。

■calculator | CALCONIC_ Calculator「行動速度・順序計算」

https://www.calconic.com/calculator-widgets/calculator/5e4b61e6b9027e00291df286


▼キャラクター敏捷値順ソート


敏捷・運

スキル

最大値

最小値

サイボーグ

敏捷35 運30

先速

3675.00

1470.00

ピグミーチャム

敏捷32 運35

先速

3675.00

1470.00

ネコマタ

敏捷31 運31

先速

2883.00

1210.86

ゲオルグ

敏捷30 運27

先速

2700.00

918.00

アンデッドマン

敏捷28 運28

先速

2352.00

846.72

魔造生物

敏捷25 運25

先速

1875.00

562.50

ピグミーチャム

敏捷32 運35

1536.00

768.00

ゲオルグ

敏捷30 運27

1350.00

459.00

アンデッドマン

敏捷28 運28

1176.00

423.36

ピグミーチャム

敏捷32 運35

なし

1024.00

512.00

スフィンクス 

速23 運23

793.50

206.31

アンデッドマン

敏捷28 運28

先待

784.00

282.24

アンデッドマン

敏捷28 運28

522.67

188.16

ノーム

敏捷25 運29

待鈍

75.00

28.50


ゲオルグ・ピ剣戦・屍君賢はボ盗Mを追い越し禁止!

ゲオルグとピ剣戦エ、屍君賢天は混乱時にパーティを瓦解させるポテンシャルがありますから彼らとの行動順序に特に注意します。


ゲオルグに高速行動をつけるとサイボーグに19.25147 %の確率で先制してしまうので厳禁です。わざわざ鈍足や待機で相殺するのはアイテム枠の無駄遣いなので不毛です。

→ゲオルグは先制攻撃のみに決定します。


ピグミーチャムは先制確率0.12861 %とわずかではありますが先制攻撃すら不可です。精神攻撃で混乱リスクのあるスフィンクスより先に動ける方が良いので待機や鈍足を無理につけることは避けることにします。

→ピ剣戦エはなしに決定します。


アンデッドマンは先制攻撃だけなら許容できますが、ブレス仕様なので火力のために火炎戦斧で待機攻撃をつけることが想定されます。つまり、先のみあるいは先・待が候補に挙がります。行動が早ければHP保全の観点で強烈なブレスの可能性が上がりますし、サブヒーラーとして役割をもてることを尊重して可能な限りゲオルグに先行できる先制攻撃ありが望ましいと考えました。

→屍君賢天は先制攻撃のみに決定します。


▼パーティメンバー詳細

屍君賢天(24)

先制

ブレスのメイン火力かつタンクかつサブヒーラーとしてマルチに活躍する。


ピ剣戦エ(25)

物理のメイン火力でターン終盤に特に本領を発揮する。格闘アタッカーなので格闘戦が発動するとしつこくまとわり付いてダメージを稼ぐこともある。ただし、大盾に止められにくくするために追加ダメージは優先順位お高めで頑張りたい。打ち合い、魔法支援の発動率を底上げし、追加ダメージで大盾をクリアしやすい武器持ち剣士も検討できるが、現在のところ枠がきつい。格闘アタッカーの良いところは攻防戦術で攻撃力と命中精度アップのために防御力を上げることが、キャラクター自身の耐久力確保に直結することだと思う。


ネコマタ忍M(23)

先制高速

非火力のサポート要員でアタックアップと先制キュアを担当する。ボ盗Mが混乱した場合はネコマタがキュアするが、キュアしなくてもボ盗にパーティを全滅させるだけの火力はないので放っておけばよい。ゲオルグへの先制確率は99.35028 %で100%ではないが、ゲオルグの物理攻撃に頼りきった戦略ではないので問題ない。


ゲオルグ秘聖(24)

先制

中火力であっても立派なメインアタッカーである。胸を張って欲しい。猫背の中二病なんていちばん格好悪いじゃないか。笑われて行こうぜ!

魔剣術が発動すると『剣と魔法』が発動しないため、ブースト魔法の機会損失が大きい。魔法攻撃のあとに物理攻撃を使用するように【攻撃行動率100%・魔法使用率100%】に設定する。ブースト攻撃でデュラハンのアストラル・フィールドを破壊できるので誰が何と言おうとゲオルグはえらい。毒の刃でサキュバスを仕留めることもあるからやっぱりゲオルグはえらい。


ボ盗M使(22)

先制高速

ブレスを1種のみ習得させる。混乱した場合はブレスを味方に吐き散らすが、呪われしを装備して試したところ死者が出るほどの酸度はなかった。仮に混乱してもネコマタにキュアしてもらい、2ターン目以降にはデュラハンにゲロを吐きかける。いままで2ターン目以降は防御する機械としてポンコツの名を欲しいままにしていたが、汚名返上のチャンス到来である。デュラハンが死ぬまで嘔吐を止めないAUTO嘔吐機能搭載のサイボーグである。

なお、10ターン目以降はシフトアップによって行動回数が1回増えるため、ブレスによる攻撃機会が増えるところがセールスポイント。戦闘が長期化する課題に対してダイレクトな解決策となるはず。是非とも頑張って欲しい。


ノ僧修賢(21)

待機鈍足

足が遅いことが何にも代えがたい逸材です。


❸実践編

再編成の甲斐あって調整の結果、概ね5ターンから10ターン以内に戦闘が終了するようになりました。長引いたとしても11, 12ターンといったところです。素晴らしい。

▼印象的な場面

◩ボ盗Mがシフトアップによってブレスを複数回嘔吐するシーン

◩ゲオルグが殺意でサキュバスをイチコロにするシーン

◩ピ剣戦エが格闘戦でスフィンクスにへばりついて絞り切るシーン

◩屍君賢天がブレスでデュラハンを焼き落とすシーン

◩ボ盗Mがブレスでロアを起き攻めにするシーン(応援あり)


総括

8/9に再編成が終了し、ほぼ1か月が経とうとしています。死者を出すこともなく、時間切れになることもないので、再編成は大成功と評価します。


さて、今回はセクレタリーに養分を吸い取らせてしまったので手抜きです。8/20に投稿した「エルフなし・ハッピーラビットなしの条件付きでゲオルグ率いる黒の王パーティに森の地下を周回させる」ことをテーマにした記事ですので再掲してお茶を濁します。


■黒の王に『ハッピー』ラビットは似合いませんよ(ゲオルグPT兎なしのすゝめ) https://guild2.secretary.tokyo/articles/3bae1810cb0f548 


以上


これにて恐ろしい森の地下をザリガニが征く〆!!!

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